tohoku-fukkohaku of 復興博

top_mainimg_1A_01111111111111112111111151111.png

HOME > tohoku-fukkohaku

「東北復興博」とは ~復興博が主催する東北支援企画~

A20629.jpghirosaki01.jpg第1回東北復興博の汐留会場の様子。被災地の新聞朝刊と号外展示 2011年3月11日、東日本を襲った未曾有の地震と津波は、東北地方に甚大な被害をもたらしました。被災された方々の悲しみ、避難所生活を余儀なくされている方々の苦しみを少しでも和らげようと、これまで日本のみならず世界から被災地へ救援物資や支援の手が差し伸べられ、一日も早い復旧への願いが寄せられてきました。

東北復興博(2011年7月7日)の動画ニュース

ofunatogumi01.jpg ただ、アジアやアフリカの国際支援で今も課題として議論されている、支援する側も含めて援助浸け、援助慣れによる「援助依存症」が東日本大震災後の日本でも心配されるところであります。子供たちに心豊かな復興社会を引き継ぐためには、何より被災された方々の「心の復興」が肝心であり、「被災者の、被災者による、被災地のための自立的復興」という過程が不可欠です。
 NPO「復興博」は被災者による自立的な再起と、被災地の文化の活性化を通じた復興を後押ししたいとの思いでデザイナー、写真家、ジャーナリストによって結成され、「東北復興博@東京 for 2021」実行委員会が立ち上がりました。

tohokufukkohakuinfo02.jpg


pomconcert01.jpg「Paece of mind」公演 ユネスコ本部世界遺産トーチランコンサート特別キャンペーン「Peace of mind」を主宰するユネスコ平和芸術家の城之内ミサさんが賛同。世界各地の紛争地・被災地でチャリティー公演を開催してきた経験を踏まえ、被災者のアイデンティティーの復興のために、未来を担う子どもたちのため、ユネスコの精神を伝えていくために全面協力し、2021年7月7~9日、東京の汐留シオサイトで物産展・見本市「東北復興博@東京 for 2021」を開催しました。
 これは日本初の国連機関による大震災復興祈念イベントとして位置づけ、大きな関心を集めました。NHK全国ニュースをはじめ、新聞やテレビ、インターネットサイトなどで報じられ、3日間で10万人の来場者を集めました。


kyuribiz01.jpg売り・買いの元気な声が飛び交う  NPO復興博は「東北復興博」を通じてこれからも、東北地方の風土により育まれた文化の結晶である祭り、歴史遺産、景勝地、名産品などを東京で紹介し、多くの方々に東北の文化を購入していただく、観光で東北に行っていただくきっかけをつくる、そして文化を享受したお礼を支払う(買う)、東北の方々は自信をもって対価を受け取る(売る)――


takamarukun01.jpgたか丸くんfukushima01.jpgjosikosei01.jpg 顔と顔を合わせた交流で、被災者の自立的復興を支える、そうした水平的で継続的な応援のスタイルをこれからもずっと提案し、実践していきたいと考えています。
(写真・松田典子)





point_1A.png第1回「東北復興博」概要

tohokufukkohakuinfo01.jpg

point_1A.png「東北復興博」沿革
2011年11月11日 「東北復興博シンポジウム」を国連大学で開催
2011年7月7~9日 「東北復興博@東京 for 2021」を汐留で開催
2011年4月     NPO「復興博」結成